



| 広島名物[お好み焼き]は戦後すぐに広まった「一銭洋食」がルーツとされる。 昭和25年頃、現在の「中央通り」辺りには100軒以上の屋台がひしめきあっていた。そのなかに「一銭洋食」の屋台もあったという。 ところが、昭和28年頃になり、これらの屋台は立ち退きを命じられ、今の東新天地公共広場に、豚足、ホルモン、中華そば、お好み焼きなど、飲食店30軒くらいが集合屋台として移転。しかし、ここも数年で立ち退くことになり、昭和30年代に現在のアリスガーデン(西新天地公共広場)に移動。 次第に屋台の数も増えて、50軒が集まる大所帯屋台となる(後の「お好み村」の原型)。 そして、この頃から日本経済の発展とともに、そばやうどん、キャベツ、モヤシ、肉が重なっていき、今の広島お好み焼きの形をなしていく。 現在、広島県内に約2,000店あると言われるお好み焼き店。街のいたるところで食べられ、まさに広島県人の県民食となっている。 |
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| 昭和40年頃の西新天地公共広場付近。当時はお好み焼き店のほかに中華そば、焼肉、おでん屋などが所狭しと軒を並べていた。 | 昭和30年代のお好み焼き店。駄菓子屋と兼業している店舗が多く、当時は子どもたちのコミュニティの場でもあった。 | 西新天地公共広場から移転した「お好み村」。まさに集合屋台の元祖(昭和62年撮影)。 |
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| 昭和31年の東新天地公共広場。基本的に夕方からの営業だった。 |

| 全国津々浦々、お好み焼きにも色々な種類があるが、広島お好み焼きの最大の特徴は“重ね焼き”にある。生地、魚粉、キャベツ、そば、肉などの具材ひとつ、ひとつを熟練の鉄板職人が丁寧に重ねて焼き上げる。だから、ウマイ。混ぜ焼きと違い、素材の味をしっかりと楽しめるのも特徴のひとつ。 |
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■青のり 味のアクセント、色感からみてもなくてはならない存在。「ウチのは四万十川から取り寄せた特級よ」と自慢されたりするが、素直にその味を褒めよう。 |
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■お好みソース 何種類もの香辛料、果物、野菜から作られる。お好みソース独特の甘みは果物などの自然の恵み。粘りはコーンスターチなどから出す。 |
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■卵 完全に焼き上げる店と半熟状態で提供する店がある。店によっては「たまご半熟ね」とお願いすることも可能。 |
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■そば又はうどん 広島ではそば派が多い。しかし,うどん派も存在する。なかにはちゃんぽん(そば+うどん)を注文する強者も。 |
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■豚肉 三枚肉を三枚のせる店が多い(冗談ではありません)。豚肉の旨味を馴染ませることでお好み焼きのおいしさも数段アップする。 |
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■ネギ・天かす 食感や味のアクセントとして存在感あり。あふれんばかりに入れる店もあれば、全く入れない店もある。 |
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■キャベツ・もやし しっかり蒸された甘みのあるキャベツはお好みソースとの相性抜群!もやしのシャキシャキ感も楽しい。 |
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■魚粉・昆布粉 お好み焼きの味付けのベースとなる部分。魚粉にはカツオ節やイリコなどを使うことが多い。 |
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■生地 基本的には小麦と水で作るが、各店オリジナルのレシピがあり、破れないよう上手に引くのがプロの技。キャベツをしっかり蒸らす役割もある。 |
| ■お好み焼きの栄養価 ビタミンB1を多く含む「豚肉」、胃に良いとされる「キャベツ」、たくさんの野菜や果物から作られる「お好みソース」など、広島のお好み焼きは栄養面からみてもとっても魅力的! |

昭和25年頃、広島の中心部にお好み焼きの屋台が並び始めた頃に誕生した「お好みソース」。まだ、広島お好み焼きが“一銭洋食”だった頃、ソースはウスターソースが主流で今のように“とろみ”がある濃厚ソースではなかった。 「広島お好み焼きならではのソース」を作るため、地元ソースメーカーが切磋琢磨して作り出したのが“広島独特”の「お好みソース」である。 主な原材料にはトマト、タマネギ、リンゴなどの野菜や果物を使用。また、食欲増進、疲労回復に役立つ成分を含む“酢”も原材料に含まれている。 まさに現代人の食生活にピッタリの調味料なのである。 |

| Q.ヘラって何ですか? A.ヘラとはお好み焼きを作ったり、食べたりする調理器具のことです。別名コテともいいます。 Q.正しい持ち方ってありますか? A.持ちやすいように持ったらいいと思いますが、切る時と食べる時で持ち方を変えた方がいいですよ。 Q.ヘラで食べたらおいしいですか? A.鉄板から一口サイズを切り分けるので、形もきれいでアツアツのまま食べられます。でも、もし難しければ気軽にはしと皿を頼みましょう。 |
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| ヘラをしっかり握り、鉄板をこするように下の生地部分までざっくり切る。 | 一口サイズにカットして、お好み焼きをすくい上げるように持ち上げる。 | 最初の一口は熱いので気をつけよう。鉄板手前は温度が低いので手前から食べるのがよい。 |

| 広島お好み焼きをより楽しむなら、ぜひ色々なトッピングを試してみよう。季節によっては、広島特産のカキ入りも登場。また、ご飯入りや納豆入りなど、ちょっと珍しいトッピングもあるのでレッツチャレンジ! |
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| そば 広島お好み焼きの多数派 |
うどん ボリューム感が欲しい人向け! |
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| イカ天 味アクセントになり、サクサク感も楽しい。 |
生エビ 高級感を楽しみたい人向け。 |
生イカ 海鮮風味を楽しむならコレ。 |
モチ モチっとした食感が意外とお好み焼きと合う。 |
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| ネギ 食欲増進にはもってこい。 |
納豆 意外とおいしく、ハマルかもね。 |
カキ 季節感を楽しみたいのなら。 |
チーズ とろ~りと洋風を楽しみたいのならコレ。 |

基本的にお好み焼き店は、対面式のオープンキッチン。店のおじちゃん、おばちゃん、おにいちゃん、おねえちゃんとのコミュニケーションもお好み焼き店の魅力のひとつなのだ。 なかには街のオピニオンリーダーとして活躍(?)している人も多く、話題は社会情勢から、広島カープ、身の上話など幅広い。気後れせず、気軽に話しかけてみよう。街の情報などを聞いてみても面白いよ。 |

| 其の一 広島県は人口に対するお好み焼き店の数が日本一である。 其の二 鉄板の厚さに特許を取得しているお好み焼き店がある。 其の三 唐辛子を練り込んだ麺を使うお好み焼きやカレールーをソース代わりにかけるお好み焼きがある。 |















昭和25年頃、広島の中心部にお好み焼きの屋台が並び始めた頃に誕生した「お好みソース」。












基本的にお好み焼き店は、対面式のオープンキッチン。










